玉村の伝統的祭り「春鍬祭」、今年は拝殿の神事のみ

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中村瞬
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 群馬県玉村町樋越の神明宮で11日、豊作を祈願する国の重要無形民俗文化財「春鍬(はるくわ)祭」の神事があった。

 春鍬祭は地域に古くから伝わる祭りで、1798(寛政10)年刊行の書物に記載があるが、起源は不明とされる。例年は氏子60人が参加するが、コロナ禍の今年は氏子総代7人と宮司のみで行われた。

 通常は拝殿での神事後、境内に設けられた田んぼに見立てた祭場で、町内6地区の氏子が鍬に見立てたカシの枝を持ち、田んぼのあぜをつくる所作を披露する。カメラやスマホを手にした観光客でにぎわうが、今年は取りやめた。

 春鍬祭とともに「早春の三大祭り」として毎年同日に町内である「すみつけ祭」と「稲荷神社獅子舞」は中止となった。神明宮総代の浦野武さん(69)は「伝統行事を守るため、コロナが収束したらいつもの形でやりたい」と話した。(中村瞬)

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