知る仲でも…バイデン氏VS習近平氏、衝突する価値観

有料会員記事

ワシントン=青山直篤、北京=西山明宏 ワシントン=渡辺丘 北京=冨名腰隆
[PR]

 バイデン政権発足から約3週間、中国の春節直前に米中首脳の電話協議が実現した。双方は対話と協調の可能性を探り、トランプ前政権との違いも示したが、価値観などをめぐる根本的な立場の隔たりは大きく、緊張の中で新たな関係を探っていくことになる。

 安全保障の覇権争いとも絡む経済分野も、首脳会談の柱となった。バイデン氏は、米国が是正を訴えてきた中国による技術移転の強要や自国企業への補助金などを念頭に、中国の「高圧的で、不公正な経済慣行」についての「重大な懸念」を習氏に直接伝えた。

 トランプ前政権は制裁関税という「実力行使」に訴え、激しい貿易摩擦に発展した。関税を「武器」とした首脳間の直接交渉を重視したトランプ氏に対し、バイデン氏同盟国との連携を通じて中国への牽制を図る方針だが、発動済みの関税は当面、維持する意向だ。

 サキ大統領報道官は10日…

この記事は有料会員記事です。残り2175文字有料会員になると続きをお読みいただけます。