ジャズピアニストの巨匠、チック・コリア氏死去 79歳

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ニューヨーク=藤原学思

 米ジャズピアニストの巨匠、チック・コリアさんが9日、死去した。79歳だった。本人の公式フェイスブック(FB)で11日に明らかにされた。投稿によると、「ごく最近、珍しい型のがんが見つかった」という。

 1941年、米ボストン近郊生まれ。ジャズトランペット奏者だった父の影響でピアノを始めた。ジュリアード音楽院に入学したがすぐに辞め、20代の頃から、サックス奏者の故スタン・ゲッツらとともにステージに立った。

 68~70年には、故マイルス・デイビスのバンドに参加。名盤「キリマンジャロの娘」でエレクトリックピアノを演奏し、ジャズの新しい方向性を見いだした。

 71~78年は、ベーシストのスタンリー・クラークらとともにバンド「リターン・トゥ・フォーエバー」を率い、同名のアルバムは70年代のジャズを代表する1枚となった。72年に作曲した「スペイン」は世界中でカバーされた。

 グラミー賞は67回ノミネートされ、23回も受賞。極めて多作なことでも知られる。来日公演も多く、まだ17歳だった上原ひろみさんをステージにあげたこともあった。上原さんとは2008年、日本武道館デュエット公演を果たした。

 FBでは、本人が生前に残し…

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