源義経ゆかりの寺、敷地内にある多目的施設が全焼 鎌倉

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 12日午前6時ごろ、神奈川県鎌倉市腰越2丁目の満福寺で、通行人から「火があがっている」と110番通報があった。県警鎌倉署によると、寺の敷地内にある多目的施設「義経庵(ぎけいあん)」から出火して全焼、近くの建物も一部延焼した。住み込みの僧侶が逃げる際にすり傷を負ったという。寺の門前は江ノ電の線路に近接しているため、江ノ電は午前6時すぎから1時間半ほど、鎌倉―藤沢間で全線運休した。

 満福寺は平安時代末期に、源義経が鎌倉入りに際して宿泊し、兄の頼朝への和解の手紙「腰越状」を書いたとされる。寺にはその下書きと伝わる書状が展示されている。