「判断を尊重」「五輪に力添えを」 森氏辞任に閣僚は…

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 東京五輪パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(83)の辞任について、12日午前の閣議後会見では、閣僚らの慎重な発言が目立った。

 橋本聖子五輪相は、五輪開幕まで半年を切った中での組織委会長の交代について、「非常に困難なことがあると思う」と述べた。11日午前、森会長から電話で辞任の意向を伝えられたという。「総合的にみて、森氏が東京大会をしっかりと開催するためにどうあるべきか考えられたと思う」とした上で、辞任する森会長が後任を指名するプロセスが適正かどうかについては、「組織委員会の理事会で決定をされていくこと。今は何も決まっていない状況だ」と述べるにとどめた。

 9日の会見では森会長をかばうような発言をしていた萩生田光一文部科学相はこの日、「残念なことにこのたびの森会長の不適切な発言により混乱が生じたことは事実」とし、「会長が自らそういう判断をしたとすればそれは尊重したい」と述べた。その上で、「発言そのものは私は不適切だということは申し上げてきました。ただ今後残り6カ月の準備期間のなかで果たすべき役割を考えたときに、森会長の存在はあったほうがいいんではないかということを申し上げてきたまで」と話した。

 川淵三郎氏への就任要請については、「後任人事については透明性をもってしっかり議論したうえで、どなたかが選ばれるということになると思いますし、そうでなくてはいけないと思っています」と述べた。

 田村憲久厚生労働相は、森会長の発言について「まさに不適切な発言だったと思う」と批判した上で、「どのような責任の取り方をするかは本人の判断。見守りたい」と述べた。五輪について「不快に思われた方がたくさんいると思うが、ぜひオリンピックにご理解いただき、お力添えいただきたい」と話した。

 平沢勝栄復興相は、森会長の…

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