極寒の星、地下に海洋はあるのか 「鍵」の生成条件解明

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編集委員・永井靖二
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 冥王星のような極寒の星の地下に、海洋はあるのか――。こんな疑問を解き明かす鍵となる物質が生成される条件について、岡山大学のグループが解明した。太陽系の内外で、液体の水がある星を探す手がかりとなる成果だ。

 いずれも理論化学が専門の理学部の田中秀樹教授、矢ケ崎琢磨特任講師(現・大阪大学大学院特任准教授)、松本正和准教授の論文。米国天文学会の学術誌「プラネタリー・サイエンス・ジャーナル」オンライン版(2020年12月17日号)に掲載された。

 鍵となる物質は、氷とガスが一緒に結晶化した「ハイドレート」。地球の海底で見つかり、次世代エネルギー源として注目されているメタンハイドレートもこの仲間だ。断熱性は通常の氷の5倍以上で、「保温層」の役割を果たすが、生成の条件は不明だった。

 近年の惑星探査で、冥王星を…

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