チョコにも原料廃棄問題 「ロスゼロ」の新たな取り組み

神山純一
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 食品ロスの削減に取り組む通販サイト「ロスゼロ」が、余った高級チョコレートの半製品を使った板チョコの製造に乗り出した。毎年2月のバレンタインデーの前には途中まで加工した半製品も大量に輸入されるが、仕入れの見込み違いなどで廃棄されるものも多くなるという。

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未利用の原材料でつくったチョコレート「Re:You」

 商品名は「Re:You(りゆう)」で、シンプルな板チョコとドライフルーツやナッツなどがのった「トッピングチョコレート」の2種類。板チョコは4枚、トッピングチョコは2枚で税・送料込みで3千円。世界的に有名なバリー・カレボー社の半製品を使うなど、ホテルのカフェなどで販売されれば1枚2千~3千円はするものという。

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チョコレート「Re:You」を手に持つ文美月社長=大阪市西区

 チョコレートの販売は2月に急激に増える季節商品。原材料の輸入業者もその前に半製品の輸入を増やすが、仕入れと販売量にずれが生じて売れ残りも多くなるという。ロスゼロの運営会社「ビューティフルスマイル」(大阪市)の文美月社長(50)は、「チョコをおいしく味わってもらいつつ、食品ロスを減らす動きを促したい」と話す。(神山純一)