「振る舞い受け入れられない」 浦和新監督が柏木に苦言

松本麻美
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 クラブ規律の違反行為があったとして処分を受けたJ1浦和の元日本代表MF柏木陽介(33)について、今季から新たに指揮を執るリカルド・ロドリゲス監督は12日の定例会見で「彼のような振る舞いはあまり受け入れることはできない」と述べた。

 クラブによると、柏木は沖縄キャンプ中だった4日午後4~6時ごろ、FW杉本健勇(28)とともに飲食店を貸し切りにして2人で外食。感染拡大防止のため近隣のコンビニ以外への外出および外食を禁止するクラブの規律に違反する行為だった。クラブは10日、罰金と厳重注意を科したことを発表していた。

 キャンプ後、杉本は謹慎を経て10日からチーム練習に復帰した。一方、柏木は昨秋にも家族以外の知人と外食してクラブから厳重注意を受けていたため、「繰り返しの規律違反行為があった」として復帰時期は未定となっている。

 一部報道で柏木の退団の可能性が指摘されている点について問われ、ロドリゲス監督は「杉本選手との違いは繰り返しという点。柏木選手の処分についてクラブとしての結論はまだ出ていないが、私自身の考えとしては彼が今回とったような振る舞いはあまり受け入れることはできない」と説明した。また、「いまはチームづくりの段階で、団結力と規律が重要だと思っている。そのなかでこういう行動をとってしまった選手がいることに対し、クラブの中にも少し疲れを感じている人たちがいるように思う」と話した。

 柏木は2009年から浦和に加入。16年にリーグのベストイレブンを受賞、17にはアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)優勝に貢献し、18~19年シーズンは主将も務めた。けがなどの影響で昨季はリーグ戦9試合の出場にとどまった。(松本麻美)