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■経済インサイド

 東京都文京区。江戸川橋駅や早稲田駅、護国寺駅に挟まれた地に、東京ドームを超える4万9千平方メートルの大きな庭園が広がる。「ホテル椿山荘(ちんざんそう)東京」だ。

拡大する写真・図版藤田観光が運営する「ホテル椿山荘東京」=2020年7月、東京都文京区

 緑豊かで池や滝、史跡がある広大な庭園にホテルや料亭、結婚式場などを備え、目黒のホテル雅叙園東京や白金台の八芳園と並んで、東京を代表する和風の挙式スポットとして知られる。将棋と囲碁の名人戦では第1局の舞台として定着し、最近ではドラマ「半沢直樹」で大和田常務が秘密の会合を持つ料亭のロケ地にもなった。

 この椿山荘を筆頭に、大阪の「太閤園」、全国の「ワシントンホテル」や「ホテルグレイスリー」など宿泊、観光施設を運営する老舗、藤田観光が、新型コロナウイルスの影響で追い込まれている。12日には、自社の歴史で重要な資産、「椿山荘の大阪版」といえる太閤園の売却、営業終了を発表した。

拡大する写真・図版藤田観光が運営する「新宿ワシントンホテル」のロビー。東京・西新宿にそびえる巨大なホテルだ=藤田観光提供

 他社からの資本の支援も交渉してきたが、感染の「第3波」もあって頓挫。資産売却で一時的な延命はしたものの、今回の危機にはコロナの影響のほかに、構造的な問題もある。

 「(母体の会社をつくった)藤…

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