憲剛応援歌、歌うのこらえた J1川崎サポーターの思い

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辻隆徳
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 新型コロナウイルスの影響で、スポーツの現場は様変わりした。それは選手を応援する側にも言えることだ。「コロナ禍の中、チームや選手をどう後押しすればいいのか」。昨季のサッカーJ1王者・川崎フロンターレのサポーター団体で「コールリーダー」を務める小俣海人さん(30)もこの1年間、そんな葛藤と戦ってきた一人だ。

 コールリーダーとはゴール裏で応援を先導する役。声援を送る選手名やチャント(応援歌)を歌うタイミングを指示する。最も大事なのは、スタジアムに一体感を生み出すことだ。

 小俣さんは2011年からこの大役を担う。だが、昨年はJリーグもシーズンが中断され、7月の再開後も無観客試合が続いた。小俣さんは「何が僕らにできるのか。『これが正解』というのがない中で、色々と考えさせられた」。サポーター仲間たちと話し合って出した答えが、川崎の本拠・等々力陸上競技場周辺のホームタウンの中に、「サッカーがある日常」を途絶えさせないことだった。

 無観客試合の時は、競技場の…

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