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 ロックバンドT―BOLANのボーカル森友嵐士(あらし)さん(55)が、広島県福山市に来年春誕生する義務教育学校の校歌を制作することになった。森友さんにとって初の校歌で「とても嬉(うれ)しい機会を頂いた。大切な校歌となるよう努めたい」と取材にコメントを寄せた。

 森友さんは福山の隣の府中市出身で、幼少期には福山市をよく訪れたという。同市内の2中学校、5小学校を再編して新設する小中一貫の義務教育学校「想青(そうせい)学園」(仮称)について、地元関係者による開校準備委員会が校歌の制作を依頼。作詞・作曲とも森友さんが手がけ、今秋にも披露される見込みだ。市教育委員会の担当者は「本当にうれしい。子どもたちへの思いを込めて作って頂けると期待しています」と話す。

 市教委によると、今回再編されるのは内海中学校区(内海町)と千年(ちとせ)中学校区(沼隈町)の小中学校。新たな義務教育学校はいまの千年中学校と隣接地を使い、2022年4月に開校予定だ。児童や生徒の減少で福山市立の小中学校では再編が進んでおり、22年度にはこのほか、3小学校を1校に、5中学校を2校に再編する計画がある。(佐藤英法)

 森友さんが朝日新聞に寄せたコメントの全文は次の通り。

     ◇

 僕にとって福山は、少年時代、海水浴や魚釣り、仲間や家族と過ごした思い出の場所。その街の子供たちに音楽を通して繫(つな)がれる事、僕の人生にとって、とても嬉(うれ)しい機会を頂くこととなりました。

 なんだって出来る!子供たちの未来は自由と希望と可能性に溢(あふ)れている。自然豊かな美しい瀬戸内海の空の下、それぞれの未来にワクワクする心で育っていって欲しい。伝えたい思いや繋げていきたい心、郷土愛を込めて、みなさんにとって大切な校歌となるよう努めさせていただきます。