ミャンマー大規模デモ、1週間続く 公務員も多く参加

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バンコク=福山亜希、乗京真知
【動画】ミャンマーでは連日、国内各地で大規模なデモが続き、12日に1週間を迎えた。「不服従運動」の広がりでデモ参加者は増え続け、一部の政府機関は機能がストップしている
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 国軍がクーデターを起こして実権を握ったミャンマーでは12日も、全国各地で抗議デモが続いた。大規模なデモは1週間連続となる。一連のデモには大勢の公務員が参加しており、公的な業務にも影響が出始めた。国軍側は言論統制の強化などで抑え込む構えだ。

 最大都市ヤンゴンではこの日も午前中からデモが始まり、1日のクーデターで拘束されたアウンサンスーチー氏の解放や、スーチー氏率いる国民民主連盟(NLD)が圧勝した昨年11月の総選挙の結果を守ることを要求した。

 カチン州出身の教員テウェルアンさん(30)は、朝日新聞助手に「カチン州から来た兄弟と一緒に、スーチー氏の解放を求めて参加した。軍の試みを失敗させてみせる」と話した。

 一連のデモには民間の会社員や学生らに加え、大勢の公務員が参加。首都ネピドーでは多くの省庁で職員らが職務を放棄し、10日には500人以上が街頭で同僚らに「出勤しないで」と呼びかけた。税務署では職員の不足で徴税業務が滞り、国鉄はほとんどの列車の運行を止めている。民間の銀行でも行員が足りず、大半の支店を閉鎖しているところもある。

 これに対し、国軍トップのミンアウンフライン最高司令官は11日の声明で、公務員らに「国家と国民のためにただちに復帰するよう求める」と警告した。

 治安当局の厳しい姿勢も続い…

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