「吉村知事が突っ走った」解除要請に揺れた大阪、反発も

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笹川翔平、森下裕介
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 新型コロナウイルス緊急事態宣言をめぐり、大阪府の解除要請に向けた対応が波紋を広げた。要請に前のめりな吉村洋文知事が主導して独自基準をつくって達成したが、医療関係者の理解を得られず要請を見送り、基準は宙に浮いた。要請を強行しなかった吉村知事の柔軟性を評価する意見がある一方、今回の対応を疑問視する声も出ている。

 吉村知事は、営業時間の短縮を要請している飲食店などに対して10日の記者会見で謝罪した。府内の感染状況は、府独自の宣言解除要請基準を満たしたのに、要請を見送ったからだ。「期待されていた事業者には本当に申し訳ない」

 府が独自基準を定めたのは1日夕の府対策本部会議だった。吉村知事は「営業の自由に規制をかけ続けることや生活に思いをはせなきゃいけない。だらだらとやるのは違う」と強調。7日間連続で①新規感染者の直近7日間の平均が300人以下②重症病床使用率が60%未満――のどちらかを満たした場合とするよう自ら提案した。

 府幹部によると、解除要請に…

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