野党へは流れ込まない民意 失望の高い壁を越えるには

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日曜に想う 曽我豪編集委員

 コロナ禍再燃のさなか、国会論戦が続く。だが民意の担い手が現れない。

 菅義偉政権は発足から5カ月で内閣支持率を半減させた。首相の指導力と発信力に対する民意の異議申し立てだ。切り札として河野太郎行政改革相がワクチン接種の責任を担うが、ポスト菅の一番手も二つの力の再生には至っていない。

 それでも政権から去った巨大な民意のかたまりは野党へは流れ込まない。政党支持率でも自民党との差は歴然としており、無党派層の高止まりも判断保留の印だろう。政権交代が怖くなければ自公政権にも緊張感は走らず、政党政治全体が緩んだままなら不幸なのは国民だ。

 野党共闘を仕掛けてきた小沢…

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