ミャンマー国軍、公務員らを拘束 抗議「勝つまで闘う」

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バンコク=福山亜希
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 ミャンマーでクーデターを起こした国軍への抗議デモは、13日も各地で続いた。当局は公務員らが職場を放棄する「不服従運動」に神経をとがらせ、参加者の拘束に力を入れ始めている。国軍への反発がますます強まっており、事態が収束に向かう兆しは見えない。

【動画】ミャンマーでの大規模なデモは8日連続。国軍は、職場を放棄する不服従運動に参加した公務員らを相次いで拘束しているという

 大規模なデモは8日連続。最大都市ヤンゴンでは「我々は全員が不服従運動の参加者だ」「平和的な抗議活動への暴力をやめろ」といった横断幕を掲げ、自ら公務員であることを明かす人たちもいた。

 公立病院の医療関係者らが始めた不服従運動は様々な省庁に広がった。国軍トップのミンアウンフライン最高司令官が仕事に戻るよう警告したが、多くの公務員がデモに参加している。

 ミャンマーの人権団体によると、外出が禁止されている夜間に、治安当局が各地で不服従運動に参加している公務員らを拘束。SNSには、拘束されたとの情報が流れた警察署に市民らが押しかけて抗議したり、公務員宅を捜索しようとした警察を住民らが追い払ったりする映像が拡散した。

 また、国軍は13日、国の安定を乱す情報を広めたなどとして、1980年代の民主化運動指導者のミンコーナイン氏らに逮捕状を出したと発表した。デモが大規模化した背景の一つに、著名なミンコーナイン氏の呼びかけがあるとみられていた。

 13日にヤンゴンでデモに参加した会社員フライントゥンさん(34)は、朝日新聞助手に「当局は公務員まで捕まえ始めたが、軍が支配する国には暮らしたくない。我々は勝つまで戦う」と話した。

 一方、国連人権理事会は12…

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