「また来たら…」眠れなかった避難者 自宅は震災で傷

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 13日夜に福島県沖で発生した地震で、震度6強を記録した同県相馬市の「スポーツアリーナそうま」の体育館に設けられた避難所には、最大で92人が身を寄せた。新型コロナウイルス感染対策として、テント約40基が間隔をあけて置かれた。

 佐々木文子さん(61)は乳母車に毛布や薬を積み、徒歩で避難した。自宅の物置の灯油タンクが倒れて油が漏れ出たといい、「火事になったら怖い。家で1人だったので不安だった」。花瓶や戸棚のガラスが散乱し、玄関の戸は閉まらなくなった。「このままでは寒さをしのげないのでホテルを探さないといけないかもしれない」と話した。

 アパートの2階にいたアルバイト木村友彦さん(55)は、ゴゴゴゴという地鳴りで目が覚めた。横揺れが徐々に大きくなり、1分ほど続いたという。玄関のドアが開きにくくなり、火災が起きた場合に逃げ遅れる恐れがあるため避難を決めた。「アパートは東日本大震災で傷んでいる。また地震が来たら倒壊するのではないか」と不安を口にする。昨夜は2時間ほどしか眠れなかったという。

 パートの40代女性は、住ん…

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