ミャンマー国軍、ネットを遮断 一時多くの地域で不通

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バンコク=福山亜希
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 ミャンマー国軍は14日夕から、最大都市ヤンゴンなど各地に装甲車や兵士を展開し始めた。15日未明から朝にかけてはインターネットの接続を遮断。国軍が起こしたクーデターに対する抗議デモの収束が見えないなか、いずれ武力で鎮圧に乗り出すのではないかとの懸念が強まっている。

 国軍は14日夜、「今夜から国軍と警察、消防が協力して治安維持の責務を負う」と発表した。これまでは警察がデモ警備の中心だったが、国軍が前面に出てきた。15日はクーデターで拘束され、無線機を違法に輸入したなどとして訴追されたアウンサンスーチー氏の勾留期限で、解放を求めるデモの拡大に備えた動きとの見方もある。

 SNSでは14日、兵士を乗せた装甲車がヤンゴンの大通りを走行する様子が拡散。北部カチン州で14日夜、治安部隊がデモ隊を強制排除する映像も広まり、映像からは複数の発砲音も聞こえた。取材中の記者らが拘束されたとの現地報道もある。

 国軍はまた、15日午前1時から9時(日本時間午前3時半から11時半)までインターネットを遮断するよう通信各社に命じた。15日未明から、ほとんどの地域でネットがつながらなくなった。ヤンゴンでは午前9時以降、ネットへの接続が回復した模様だ。ネットの遮断は市民らの情報収集を妨げ、恐怖心を与える狙いがあった可能性がある。

 国軍側は各地で夜間に、公務…

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