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 生徒2人に柔道の技をかけて重軽傷を負わせたとして、傷害罪に問われた兵庫県宝塚市立長尾中学校の元教諭、上野宝博(たかひろ)被告(50)=懲戒免職=の判決公判が15日、神戸地裁であり、国分史子裁判官は「肉体的苦痛かつ精神的苦痛を加えた」として、懲役2年執行猶予3年(求刑懲役2年)を言い渡した。

 判決によると、柔道部顧問だった上野被告は昨年9月、同校の武道場の冷凍庫にあったアイスキャンディーを1年生の男子部員2人が無断で食べたとして激高。武道場で、1年生部員に足払いをかけて床に打ち付けるなどの暴行を加え、背骨を圧迫骨折させたほか、別の1年生部員にも寝技をかけ、足などに軽傷を負わせた。

 国分裁判官は「対話で内省を促すこともできた。教育的効果はなく体罰に他ならない」としたうえで、「過去にも体罰で処分を受け、怒りのコントロールができないことを自覚していた」として刑事責任は重いと指摘。反省の態度を示し、懲戒免職処分を受けたことを踏まえ、執行猶予を付けた。

 上野被告は判決の言い渡しの際、一つひとつの言葉をかみしめるようにうなずいていた。(森下友貴)

体罰や暴言、受けたことは…

 兵庫県宝塚市の中学校で昨年9…

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