ロイホの運営会社を双日が資本支援へ コロナ禍で苦境

若井琢水
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 ファミリーレストランの「ロイヤルホスト」などを営む外食大手、ロイヤルホールディングス(HD)は15日、商社大手の双日や、みずほ銀行などから資本支援を受ける方向で検討していると発表した。この日の取締役会で正式に決める見通し。コロナ禍をきっかけにした外食チェーンの経営難は大手に及んでいる。

 双日に第三者割当増資を引き受けてもらい、銀行に優先株を発行する方向。みずほ銀行福岡銀行西日本シティ銀行日本政策投資銀行の4行だ。

 ロイヤルHDは「ロイヤルホスト」や「てんや」などの外食チェーンのほか、機内食やホテルなども運営しており、コロナ禍に伴う外出自粛の影響を大きく受けている。

 昨秋に発表した2020年12月期の純損益の見通しは280億円の赤字(前年は19億円の黒字)。「ロイヤルホスト」など約90店の閉店や、全従業員の1割にあたる315人の希望退職の募集を公表していた。

 緊急事態宣言が再び出た1月、「ロイヤルホスト」の既存店売上高は前年同月に比べて3割減と落ち込んでいる。資本支援を受けて財務の立て直しを図る構えだ。(若井琢水)