名古屋めしの老舗「もう限界…でも」 約束誓い支援募る

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山野拓郎、近藤郷平
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 名古屋中心部のオフィス街にある「名古屋めし」の老舗が緊急事態宣言下で、店の窓に「もう限界・・・」というメッセージを張り出している。家賃や食材の仕入れ先などへの支払いも滞る経営危機が続いているが、メッセージには続きがある。「でも諦めない!!」。悩んだ末に、ある「約束」とともに、ネットで資金を集めるクラウドファンディング(CF)で支援を募っている。

 名古屋・伏見の目抜き通り沿いの「広小路キッチンマツヤ」。みそかつや手羽先などの名古屋めしを中心に、トンテキやハンバーグなどを提供、来年創業60年を迎える老舗だ。2階が洋食店108席、1階が居酒屋60席という大型店で、コロナ前はランチと夜の営業をあわせて繁忙期には1日約300人が来店していた。

緊急事態宣言、売り上げ7~8割減

 2月上旬の午後6時台。会社員ら10人余りの客がいたが、目立つのは空席だ。緊急事態宣言下で営業時間短縮の要請が出ており、酒類の提供は午後7時までで、同8時に閉店する。売り上げを少しでも補おうと弁当の宅配にも力を入れているが、足元の店の売り上げは前年の7~8割減に落ち込んでいる。創業者の祖父から数えて3代目となる鈴木大介社長(52)は「とてもじゃないがやっていけない」と頭を抱える。

 昨年秋には前年の4割ほどま…

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