和歌山で地震が集中的に発生 「地震の巣」か

小川裕介
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 15日午後1時28分ごろ、和歌山県北部を震源とする地震があり、和歌山市で震度4、大阪府岬町で震度3を観測した。気象庁によると震源の深さは約10キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は4・1と推定される。

 気象庁によると、15日は和歌山県北部を震源とする地震が集中的に発生し、同日午後1~同5時37分に震度1~4の地震を計12回観測した。震源の深さは約10キロか、ごく浅かった。

 京都大学防災研究所の片尾浩准教授(地震学)は「和歌山の真下には、太平洋に沈みこむプレートなどの影響で、高温高圧の水がわき上がり、岩石のひび割れを促して数多くの地震を引き起こす『地震の巣』のようなものがあるため、小さな地震が頻繁に起きている。今回も震源が浅いなど過去の地震と同じ特徴があることから、その一つと考えられる」と話す。

 片尾さんは、M4・1の地震が本震で、ほかの地震は余震とみる。「長くて1週間ほど余震が続くことがあり、警戒を続けてほしい」と注意を呼びかける。(小川裕介)