首相長男は利害関係者か?総務省「疑義、否定できない」

有料会員記事

[PR]

 総務省幹部4人が菅義偉首相の長男が勤める放送関連会社「東北新社」から接待を受けていた問題をめぐり、15日の衆院予算委員会の集中審議で、東北新社衛星放送子会社の役員を兼ねる首相長男と許認可権を持つ総務省幹部との関係について、総務省の原邦彰官房長は「倫理規程上の利害関係者に該当するという疑義があることは否定できない」と答弁した。

 この日の審議で、立憲民主党今井雅人衆院議員が「首相の長男は総務省にとって利害関係者か」と質問したところ、原氏は「総務省(幹部)は利害関係者でないと思って(接待に)出席していたが、結果としてそこに許認可(関係)のある方がいた」と説明。今井氏が繰り返し質問したものの、原氏は「事実関係を精査中」などと繰り返したため、委員会が中断した。再開した後、今井氏が改めて長男が利害関係者かどうか確認。原氏は「利害関係者に該当するという疑義があることは否定できない」と答弁した。

同業他社とは「会食なし」 総務省答弁

 今井氏は「まさに利害関係者。もうそのことは否定ができない」と首相に問うたが、首相は「関わっているものが誰であっても、国民から疑念を招くようなことは避けるべきだと思いますし、ルールに基づいて透明性のもとで総務省でしっかり対応してほしい」と述べるにとどめた。

 さらに今井氏は、放送関連会社の同業他社とも「今回のように頻繁に会食をすることは今まであったか」と質問。長男と会食をしていた総務省の秋本芳徳・情報流通行政局長は「ございません」と答えた。

「首相の息子、優遇されていたら別人格とは言えない」

 今井氏は「首相の息子だけが…

この記事は有料会員記事です。残り231文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【締め切り迫る!】スタンダードコース(月額1,980円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら