雅叙園に椿山荘…老舗結婚式場の運営会社が苦境

有料会員記事

友田雄大
[PR]

 「ホテル雅叙園東京」(東京都目黒区)や「ホテル椿山荘東京」(同文京区)など老舗結婚式場として知られるホテルで、運営会社の業績が大きく悪化している。新型コロナウイルスの感染拡大で特に法人の需要が減少。海外リゾート婚やビジネスホテルなど、関連する別事業の不振も響いた。

 雅叙園や「ホテルメルパルク」を運営するワタベウェディングは15日、2020年末に8億円の債務超過に転落したと発表した。両施設の法人利用が落ち込み、強みの海外ウェディングは「昨年4月からほぼ挙式ゼロの状況」(同社)。海外ウェディングを含めた「リゾート挙式」事業では、コロナの影響がなかった時期も含めて、20年の挙式組数が前年比71・4%減った。半面、挙式できないカップルによる写真撮影のニーズは高く、フォトサービスの利用は好調に推移しているという。

 20年12月期の決算は純損益が117億円の赤字(前年は7億円の黒字)だった。単独で700人ほどの従業員のうち126人が希望退職に応じ、2億円を特別損失に計上。一方、長野県軽井沢町の挙式施設や京都市の本店となっている建物を売却し、8億円を特別利益に計上した。本店は賃貸物件として入居する。

 花房伸晃社長は朝日新聞の取…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら