救急車私的利用や事故報告改ざん指示 消防局長らを処分

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 千葉県市原市は15日、救急車や公用車を私的に使用したなどとして、50代の市消防局長を停職1カ月の懲戒処分とし発表した。消防局長が起こした交通事故の報告書で改ざんを指示したとして50代の消防局課長を減給1カ月(10分の1)の処分にした。

 市によると、消防局長は昨年8月に袖ケ浦市に住む60代再任用職員から「腰痛が悪化して動けない。助けてほしい」と連絡を受けた。消防局長は119番を介さず、勤務中の職員3人に公用車で向かうよう指示。再任用職員を消防署分署まで送り届けさせたうえ、救急車で病院に搬送したという。

 また、消防局長は昨年10月に自家用車で通勤中に市内で歩行中の50代女性をはねる事故を起こし、消防局課長に報告した。しかし、課長は1カ月ほど副市長に報告を上げず、救急活動記録から消防局長の名前を削除するよう指示したという。