ごめんねじゃないからね #コロナを生きる言葉集

新型コロナウイルス

大野博
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#コロナを生きる言葉集

 ごめんねじゃないからね(一時休園になった保育所にあてた5歳児の手紙から)

 新型コロナクラスターが発生して一時休園になった佐賀県鳥栖市の市立保育所「鳥栖いづみ園」に、5歳の園児からこんな手紙が届いた。

 園は1月12日に最初の感染が判明し、翌13日から2週間、臨時休園となった。手紙は、休園中の1月18日、市役所に届いた。

 5歳の女の子が、イラスト入りでつづっていた。「せんせいへ いつもあそんでくれてありがとう♡ ごめんねじゃないからね」

 倉成光子園長は「保健所の人たちや園医が、子どもの鼻から検体を取るとき、付き添った保育士が『ごめんね』と声をかけていた。その言葉が耳に残っていたのでしょう」と振り返る。

 「沈んだ気持ちになっていたところを救われた」「涙があふれて止まらない」。職員たちの間で、そんなメッセージが交わされた。

 職員16人、園児4人に広がったクラスターも収まり、園は1月27日に再開。園児らの手紙はファイルにとじ、事務室に置かれている。倉成園長は「手紙に元気をもらいつつ、これまで以上に細心の注意を払い、感染防止に努めたい」と話している。(大野博)

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 誰もが経験したことのない日々が続いています。様々な立場、場面の言葉を集めます。明日に向かうための「#コロナを生きる言葉集」。

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