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 美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長らによる愛知県の大村秀章知事へのリコール署名で8割に無効の疑いがある問題で、加藤勝信官房長官は16日の記者会見で、「しっかりとした事案解明が求められる」と述べた。

 加藤氏は「今後の捜査に予断を与えないようにコメントは差し控えたいと思う」としながら、「(リコールを含む)直接請求制度は代表民主制度を補完する重要な制度だ。制度への信頼が損なわれることのないよう、しっかりとした事案解明が求められる」と指摘した。

 署名をめぐっては、県選挙管理委員会が今月、43万5千筆のうち約83%に同一筆跡などの無効の疑いがあると公表した。15日には、地方自治法違反容疑で、被疑者不詳で愛知県警に刑事告発し、受理された。

 大村知事は15日の会見で「誰かが指示し、組織的にやったと疑わざるを得ない。捜査当局の手で徹底的な真相解明をお願いする」と強調。高須氏や署名活動を支援した名古屋市の河村たかし市長らを名指しし、「説明責任を果たして頂きたい」と述べている。