新会長選び、小池知事「透明性の確保を」 検討委に注文

軽部理人
[PR]

 東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会の新会長の候補者を選ぶ「候補者検討委員会」について、東京都小池百合子知事は16日午前、記者団の取材に応じ、メンバーや会議内容が非公開とされたことに対して、「皆さんが納得されるよう、透明性はきちんと確保して頂きたい」と注文をつけた。

 小池氏は12日の定例会見でも、新会長選びについて「どのような決め方にするのか、手続きの透明性なども世界が見ている」と述べていた。

 検討委のメンバーは組織委の理事から選び、男女比を同じにする。だが、座長の御手洗冨士夫キヤノン会長兼社長CEO以外のメンバーは明かされておらず、会議も公開しない方針だ。組織委の武藤敏郎事務総長は、12日の記者会見で「選考を終えたら、メンバーや過程を明かして、説明責任を果たしていく」と話していた。

 これに対し、小池氏が特別顧問を務める都議会最大会派の「都民ファーストの会」は15日、検討委のメンバーが非公開であることについて「選考プロセスの透明性を著しく毀損(きそん)する」として、再考を求める要望書を組織委に提出していた。(軽部理人)