「女性の会議は時間かかる」実態調査は行わず 閣議決定

小野太郎
[PR]

 政府は16日、東京五輪パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかります」との発言をめぐり、実際に時間がかかっているのかどうかの調査は「行う考えはない」などとする答弁書を閣議決定した。

 立憲民主党の桜井周衆院議員は質問主意書で、日本オリンピック委員会の理事会などで「女性がたくさん入っている」会議で時間がかかる事実があるかを「調査すべきだ」とし、政府の見解をただした。同様の傾向が政府の会議でも存在するかも問うた。

 答弁書は「ご指摘のような『調査』を行う考えはなく、また、政府の会議において、ご指摘のような『事実』が存在するかについては把握していない」とした。森会長の発言内容については「あってはならないものであると認識している」と指摘した。(小野太郎)

Think Gender

Think Gender

男女格差が153カ国中121位の日本。生きにくさを感じているのは、女性だけではありません。だれもが「ありのままの自分」で生きられる社会をめざして。ジェンダーについて、一緒に考えませんか。[記事一覧へ]