「すべて命を宿す」イサム・ノグチの魅力、体験型展示で

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編集委員・大西若人
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 自然石や鉄、紙と光を素材に彫刻の本質を問い続けたイサム・ノグチ(1904~88)の「精髄」に迫る「イサム・ノグチ 発見の道」展(朝日新聞社など主催)が4月に、東京・上野の東京都美術館で始まる。その概要が16日、オンライン記者発表会で明かされた。ノグチファンのロックバンド・サカナクションの山口一郎さんも、映像でメッセージを寄せた。

 米国人の母と日本人の父を持つノグチは、美術はもとより文化や社会の境界を超えるような活動で知られる。特に、曲線を多用した優美かつ構えの大きな表現で知られる。丹下健三氏や三宅一生氏ら、戦後を代表する表現者とも協働した。

 今展では、その「精髄」に迫るため、体験型の展示を試みる。

 第1章「彫刻の宇宙」では、和紙による光の彫刻「あかり」約150灯が占める空間に石の彫刻を配し、「あかり」の間を歩めるようにする。担当の中原淳行学芸員によれば、太陽と月の光にみたて、深呼吸するようにゆっくり明滅させる予定だという。

 第2章「かろみの世界」では…

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