[PR]

 女性蔑視発言で辞任を表明した東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(83)の後任候補を選ぶ検討委員会の初会合が16日、都内であった。後任候補として、五輪相の橋本聖子(56)と日本オリンピック委員会(JOC)会長の山下泰裕(63)の両氏の名が関係者の間で挙がっている。同時に、橋本氏は過去の週刊誌報道、山下氏は森会長発言への対応がネックになるとの声もある。それぞれが抱える「問題点」を、関係者はどう見るのか。

 橋本氏の名前は、元日本サッカー協会会長の川淵三郎氏が、「密室批判」を受けて森会長の就任要請を辞退した直後から関係者の間で挙がっていた。

 橋本氏はスピードスケートで冬季五輪に4回、自転車競技で夏季五輪に3回出場した経験を持つメダリスト。自民党幹部からは「彼女以外には思い浮かばない」との声もある。大臣規範には「兼職」を禁止する規定があり、仮に橋本氏が会長に就く場合、五輪相は退くことになる。

 ただ、橋本氏は日本スケート連盟会長だった2014年、フィギュアスケートの男子選手に無理にキスをしたと週刊誌に報道されたことがある。橋本氏は当時、「キスを強制した事実はありません」とコメント。男子選手は「お酒が入りはしゃぎすぎた。セクハラ、パワハラがあったという感じは一切ない」などと話していた。

 橋本氏を有力視する自民党幹部は「そんなに悪いことだろうか」と問題にならないとの立場を示すが、同党内にも「過去の話が出てくる」(中堅)との懸念はくすぶっている。

 一方、JOC会長の山下氏は、ここ数日で候補に浮上したとの見方が関係者に広がる。

 1984年ロサンゼルス大会柔道男子無差別級金メダリストで、「スポーツ界のヒーロー」(ある関係者)とされる。

 しかし、大会関係者は「森会長…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら