森会長発言への抗議の署名が15万筆超 組織委に提出

伊木緑
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 東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視発言に抗議し、森氏の処遇の検討や再発防止策を求める署名が15万筆を超え、16日、若者の政治参加を促す団体「NO YOUTH NO JAPAN」代表で慶大4年の能條桃子さん(22)ら呼びかけ人が組織委に提出した。

 発言翌日の4日夜から署名サイト「Change.org」上で開始。性別を問わず、幅広い年齢層から集まったという。署名とともに、「再発防止策を策定する予定はあるか」「今年6月の理事改選の際、女性理事の割合を最低4割にする目標は設定されているか」など8項目の公開質問状も手渡した。

 提出後の記者会見で、能條さんは活動の動機について「こんなことで怒らなければならないのは私たちの世代で終わりにしたい。森さん個人がものすごく時代遅れな差別主義者とは思っていない。森さんを取り巻く社会の雰囲気が大きく影響している。個人ではなく社会に声を上げる必要があると思った」と語った。

 また、いま行われている後任の選出手法について「透明性がない。誰がどういう基準で選ぶのか、開示されれば組織委は変わっていくんだなと思える。閉じられるほど疑心暗鬼になる」と批判した。(伊木緑)

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