愛知知事リコール署名「一部は佐賀で」 活動団体認める

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 美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長らによる愛知県大村秀章知事へのリコール署名で16日、複数のアルバイトが佐賀市で署名簿の書き写しに関わっていたとされる一部報道を受け、署名活動団体の事務局長が、署名簿の一部について「佐賀で作成されたのは間違いない」と認めた。ただ、事務局がアルバイト募集に関与したことは否定。「高須氏からしっかり調べるよう言われた」と事実確認する考えを示した。

 この日、名古屋市の広告関連会社の下請け会社が人材紹介会社を通じて多数のアルバイトを募集し、愛知県民の名前や住所が書かれた名簿を、佐賀市内でリコール活動団体の署名簿に書き写させていたと、中日新聞西日本新聞が報じた。

アルバイト募集の関与は否定

 これを受け、署名活動のために高須氏らが立ち上げた団体の事務局長・田中孝博・元愛知県議が同日夕、記者団の取材に答えた。田中氏は「九州で作成した署名簿があったのは確認している」とする一方で、アルバイト募集への関与については「一切ない」と否定した。リコールには愛知県に住所がある人の押印も含む約86万筆の有効署名が必要だったが、提出は約43万5千筆にとどまった。佐賀で作成された署名簿は「印鑑がすべて無いと聞いている」と説明。なぜ佐賀で署名簿が作成されたのかについては「分からない」と語った。また、これらの署名簿は提出していないとの認識も示した。

 一方で、人材紹介会社(東京)の担当者は「弊社のサイトを通じた求人があったことは確認した。文書の書き写し作業としての募集で、当然ながら署名簿への書き写しなどは承知していない」と説明している。

 高須氏はこの日、自らのツイッターに「リコールの責任者である僕は報告を全く聞いていない」「僕は清廉潔白」などと投稿した。

 署名活動を支援した名古屋市

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