就職難、CFでスキー遠征費の支援を 松本大・前田さん

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佐藤靖
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 【長野】大学スポーツで活躍し、卒業後も県内に残って活動を続けようとする選手たちがコロナ禍の就職難に直面している。アスリートと企業をマッチングする、県が2017年に始めた事業で求人が激減。活動費捻出のため、クラウドファンディング(CF)に活路を求める選手も出てきた。

 塩尻市出身のアルペンスキー選手、前田知沙樹さん(22)は松本大の4年生。中学、高校時代に全国大会で優勝し、19年の全日本スキー選手権大会で3位に入った実力者で、ワールドカップや冬季五輪の出場を目指している。

 卒業後も県内で働きながら競技を続けようと、県の事業で就職先を探したが、今年は1社しか求人を出しておらず、入社はかなわなかった。例年なら15~20社の求人があるが「コロナ禍で企業の担当者と会えず、新規の企業を見つけることが難しい」(県スポーツ課)のが実情だ。

 前田さんの所属はまだ決まらないが、ここでやめるわけにはいかない。ただ、「大変なのは航空機の超過手荷物料金」(本人)といった遠征費の捻出が課題だ。そこで、「地元アスリート応援プログラム」(明治安田生命主催)を利用し、CFで30万円を目標に資金を募り始めた。「高いレベルで競技を続け、応援される選手になりたい」と訴える。

 支援はA―portの特設ページ(https://a-port.asahi.com/partners/jimotoathlete/別ウインドウで開きます)で受け付け中。締め切りは今月28日。(佐藤靖)

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