【動画】フェリー「めおん」の客室に感謝の飾り付け=福家司撮影
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 瀬戸内海の男木島(おぎじま)、女木島と高松港を結ぶ雌雄島海運のフェリー「めおん」が2月末で引退するのを前に、島の住民らが11日、めおんの客室に感謝の飾り付けをした。20日から始まるラストクルーズで披露される。

 男木島に係留されためおんには、両島民約30人が乗り込み、手作りした紙の花などの飾りを窓や座席、柱、天井に取り付け、殺風景だった室内は華やいだ雰囲気になった。島民が思い出や感謝の言葉を記した寄せ書きや子どもたちの作品も飾られた。

 雌雄島海運の関係者も「めおん34年間ありがとう」と一文字ずつ記した丸い板を壁にはり、ラストクルーズまでにめおんに関する年表も作成して展示するという。

 男木島の僧侶畠中信子さん(72)は「(船体の)色が好きだし、引退はさびしい。少しぐらいの風があっても運んでくれた。ほんとうにありがたく、感謝の気持ちひとしおだ」と話した。

 めおんの機関長などこの航路で約20年間勤めた女木島の棒本一男さん(71)は「良いときも悪いときも、みんなと一緒にやってきた。長い間ご苦労さんとしか言いようがない」と話した。(福家司)

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