ダンサー、柄本弾 リフトの瞬間にバレエ人生をかける

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編集委員・吉田純子
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 女性のダンサーがふわりと宙を舞い、重力から解き放たれる。持ち上げる男性ダンサーは完全な黒衣だ。パ・ド・ドゥならではの陶酔を約束する、1秒にも満たないリフトの瞬間に、バレエ人生を賭けている。

 「上げる瞬間と下ろす瞬間がキツいんです。いつ浮いたのか、いつ着地したのか、観客に気付かせてはならない。重量挙げみたいに『ヨイショ』ってやるわけにはいかないでしょ」

拡大する写真・図版柄本弾さん=倉田貴志撮影

 東京バレエ団の看板ダンサーのひとり。テレビのフランス語講座でバレエファン以外にも知られるようになった。「ジゼル」公演でアルブレヒトを踊る。

 ヒロインはこの世を去ったば…

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