菅首相「東北新社側から献金500万円」集中審議で答弁

[PR]

 17日午前9時から、衆院予算委員会の集中審議があり、菅義偉首相が論戦に臨んだ。

 立憲民主党後藤祐一氏は、総務省幹部が菅義偉首相の長男ら放送関連会社「東北新社」から接待を受けていた問題をさらに追及。同社から政治献金を受けていたとして首相に説明を求めた。

 首相は「事務所に確認したところ、個人献金として(東北新社創業者の)植村伴次郎氏から2012年9月に100万円、同12月に50万円。(東北新社社長だった)植村徹氏から12月に100万円、14年12月に100万円、17年10月に100万円、18年10月に50万円。全額で500万円であります。12、14、17年は衆院を解散する総選挙の時であり、選挙の見舞いということだと思う」と答弁した。

 後藤氏は東北新社側からのパーティー券購入についても質問。だが、首相は「法令に基づいて適切に対処している」と述べるにとどめた。後藤氏は「受け取っているか、ないかだけでも答えを」と重ねて質問したが、首相は「法令に基づいて適切に対処している」との答弁を繰り返し、詳しい説明を避けた。

東北新社側との会食「たぶん数回」、近年は否定

 また、後藤氏は「創業者(故人)は同じ秋田出身で、大変親しくされていたと伺っている。今の社長も含めて東北新社側と会食したことはあるか」と聞いた。

 これに対し、首相は創業者やその長男(いずれも故人)と会食した事実は認めたが、時期については「20年近いお付き合いだが、会食したのはたぶん数回だと思う」と説明。後藤氏がここ4、5年の会食の有無を聞くと、「記憶は定かではないが、無いと思っている」と答弁。「無い」との部分に力を込めた。

 後藤氏は会食の日付に加え、どちらが費用を負担したのか報告するよう求めたが、首相は「10年前後の前の話だと思うので、調べるのはなかなか難しい」と述べるにとどめた。