勝利至上主義が落とした影 ジェンダー平等とスポーツ界

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構成・藤田絢子
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 東京五輪パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視発言が、批判を集めている。男女平等を推進し、多様性を認めるスポーツ界に生まれ変わるために必要な視点を、スポーツジェンダー論に詳しい明治大の高峰修教授に聞いた。

 今回の騒動によって、日本のスポーツ組織における男女平等や多様性に対する感性の低さが露呈してしまいました。

 勝利至上主義に陥り、メダルをとることに重きを置いてきたからです。

 最近のスポーツ政策においては、強化に関しては女性対象の支援は手厚い。しかしそれ以外で男女格差を解消しようという動機は弱かった。組織内の女性の割合を増やしても、「それをやって勝てるのか」ということなのでしょう。

 2018年に国際オリンピッ…

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