メルカリ会長の教室も J1鹿島は教育支援に乗り出した

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勝見壮史
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 サッカーJ1の鹿島アントラーズが、地域の小・中学校の教育支援に乗り出している。親会社であるフリーマーケットアプリ大手メルカリや、スポンサー企業も巻き込んだ力の入れようだ。その狙いは、どこにあるのか。

 「中学時代に、将来の自分を決定づけるものたちとの出会いがありました」。1月下旬、茨城県行方市の玉造中学校の2年生約100人に向かって、鹿島の小泉文明社長(40)は画面越しにそう語りかけた。コロナ禍の影響でオンラインでの実施となった、「アントラーズキャリアデザイン教室」の一コマだ。

 メルカリ会長を兼任する小泉社長は、洋楽やファッション、パソコンに興味を持ち始め、それぞれが今の仕事に影響を与えていると自身の半生を紹介。クラブ経営や、フリマアプリの仕事の仕組みについても説明し、生徒からの質問にも応じた。約1時間半の教室で強調したのは、好きなものを見つけるのが大事ということ。「それだけでも持って帰ってもらえれば、ありがたい」と振り返った。

 このキャリア教室は、鹿島とメルカリ茨城県鹿嶋市が2020年2月に結んだ「地方創生事業に関する包括連携協定」の一環だ。同市内の中学で行われた1回目も、小泉社長が講演した。今後は鹿島のスポンサー企業にもお願いし、様々な業種から講師を招きたいという。

 例年なら、中学生は職場体験や企業見学で働くことについて学ぶ機会がある。だが、コロナ禍で中止に。どうしようかと困っていた玉造中側が鹿嶋市でのキャリア教室を聞いて依頼し、行方市でも実現した。

 クラブが地域の課題を解決す…

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