五輪優先に地方から「待った」 リレー中止で広がる波紋

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 新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が続く中、島根県の丸山達也知事が17日、県内の東京五輪聖火リレーの中止を検討すると表明した。3月25日の開始まで1カ月余り。五輪開催の是非を真っ向から問う発言に、波紋が広がった。

 「五輪を開いて、(年末年始の感染拡大と)同じことが繰り返されるのは耐えきれない」。聖火リレーの中止方針を突然打ち出した島根県の丸山知事は、聖火リレー県実行委員会後の記者会見で、涙で時折声を詰まらせながら訴えた。「聖火リレーのランナーや楽しみにしていた県民には大変心苦しい」とも述べた。

 島根は47都道府県で唯一、感染での死者が出ていない。丸山知事は、島根での感染拡大を食い止めたいとの思いを強く訴えた。

 また、首都圏などへの緊急事態宣言で経済が停滞し、島根など感染が抑えられている地域の飲食店も打撃を受けていると指摘。「大都市では国費の措置を受けて休業の協力金があるが、島根などの店には政府の支援がなく厳しい。不公平な状況だ」と主張した。

 「聖火リレー中止」という「…

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