【動画】難病の子らにそらぷちキッズキャンプが雪の贈り物=戸田拓撮影
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 難病や障害のある子どもと家族らが憩う、北海道滝川市の丸加高原にある医療ケア付き自然体験施設「そらぷちキッズキャンプ」が、雪を発泡スチロール容器に詰めて、各地の病院などに送っている。北海道の冬を全国の病棟に届けようという取り組みだ。

 「そらぷち」は2012年に全面開業。小児がんなど難病とたたかう子どもや家族らを無料で招待しており、乗馬施設もある広大な野原や森のツリーハウスなどで自然を満喫できる。これまでに全国から1千人超が訪れている。

 昨年からは新型コロナウイルスの影響で受け入れを制限せざるを得なかったが、北海道の動物を描いたステッカーを各地の病院に送るなど、支援を続けてきた。今回は休止中の冬のキャンプに代わる新たなプレゼントとして、雪を送ることに。雪が7キロ入った箱を希望する病院や施設に冷凍便で送る。雪だるまを作る際の手足用にと、立ち木の枝も入れた。

 「病棟で北海道を感じてほしい。病気の子どもや医療スタッフらのちょっとしたリフレッシュになれば」と佐々木健一郎事務局長(45)。常駐看護師の宮坂真紗規メディカルマネージャー(43)も「入院生活を送っている子どもが、雪遊びを通じてキャンプ参加への思いを養ってくれたらうれしい」と話す。既に8施設から19箱のオーダーが届いているという。送り先の病院からは、雪で作った雪だるまの写真を「そらぷち」に送り返してもらう予定だ。(戸田拓)

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