離党の白須賀議員に憤る地元 重なる不祥事「臨界点に」

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今泉奏、上田雅文
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 「この人はダメだ」「自民党はおごっている」――。コロナ禍で接待を伴う飲食店に行き、17日、離党した自民党の白須賀貴樹衆院議員(45)=千葉13区=。度重なる不祥事に、県民からは憤りやあきれる声が上がった。来月に知事選が迫る中、自民推薦で立候補を予定する関政幸県議(41)の陣営は白須賀氏との2連ポスターの撤去を開始。13区の党公認問題が再燃しそうだ。

 白須賀氏はこの日、党本部で記者の取材に応じ、緊急事態宣言が出ている10日、東京・麻布の接待を伴う飲食店に行っていたことを認めた。「お店が潰れてしまうという話を聞き、お金を落としてあげようと思った。本当に軽率な行動だった」と謝罪。次期衆院選へ立候補しない意向も明らかにした。

 これまでに、自民党国会議員3人が宣言下に飲食し、離党している。白須賀氏の地元、鎌ケ谷市の主婦(51)は「私も買い物以外出かけないし、知人が経営する居酒屋さんも休業して感染防止に協力しているのに、国会議員はどうなっているのか」と憤る。

 30代の男性会社員も「政治に興味がない。白須賀さんの次に誰がしても同じ。与野党問わず、政治家にはへきえきしている」と足早に立ち去った。

 白須賀氏は文部科学政務官だった19年1月、県内で接触事故を起こして立ち去ったとして秘書が書類送検された。同年4月の県議選では公設秘書ら4人が対立候補のポスター計120枚をはがした疑いで、書類送検された。カジノを含む統合型リゾート(IR)事業をめぐる汚職事件では、地元事務所が東京地検の家宅捜索を受けている。

 鎌ケ谷市の男性(82)は「IR疑惑で名前があがったときから、この人はダメだと思っていた。(次の衆院選は)自民系候補には投票しない」と話した。地元県議も「これまでの不祥事が臨界点に達した」と切り捨てた。

 3月に迫った知事選への影響も必至だ。

 自民党県連の河上茂幹事長は…

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