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 名古屋市の河村たかし市長は17日、愛知県の大村秀章知事へのリコール署名で名古屋市選挙管理委員会に提出された署名の8割に無効の疑いがあったとして、地方自治法違反容疑で被疑者不詳で愛知県警に告発状を提出した。県警によると、捜査2課が受理した。

 市によると、「市長として看過できない」と真相解明を求める内容。河村氏は「真相を明らかにするための第一歩。警察にはぜひ逮捕してほしい」と述べた。署名活動を支援した自身にも説明責任があるとして、独自に調査を続ける考えも示した。

 この署名を巡っては、愛知県選管もすでに同法違反容疑で刑事告発し、県警が受理している。

 一方で、河村氏は同日午前、署名活動団体の事務局長が、佐賀市で書き写されたとされる署名簿は提出していないとの認識を示したことに対し、「署名が使われとるのは事実。へたすると他にもう1種類ある」と、別の場所でも書き写しが行われた疑念を朝日新聞などの取材に述べた。(小林圭、関謙次)