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 カレーに使われるスパイスや、料理のアクセントとして添えられるパクチーなどのハーブは千年以上前から健康効果が伝えられ、体に良さそうなイメージがある。だが、医学的に厳密に検証された研究報告は少ないのが現状だ。愛媛大とエスビー食品は共同で1万人規模の調査を始め、スパイスとハーブの秘密を解き明かそうとしている。

拡大する写真・図版生のパクチーをふんだんに使った料理

 愛媛大は2015年度から、愛媛県内の住民1万人の登録を目標とした、健康追跡調査「愛大コーホート」を進めている。県内全20市町の40歳以上を対象に20年間、身体測定や、骨密度、認知機能の検査のほか、70ページの質問票に回答してもらう計画だ。これまでに、認知症の前段階とされる軽度認知障害を抱える人に、難聴の割合が高いことなどが明らかになっている。

 住民の健康追跡調査はほかの大学も取り組んでいるが、愛大コーホートは、生活習慣の質問に食事や栄養に関するものが多いのが特徴で、質問票は16ページにも及ぶ。背景について、調査を担う三宅吉博教授(疫学・予防医学)は「愛媛大は活発な『医農連携』が特色だから」と説明する。

拡大する写真・図版愛媛大による健康調査。検査で得られたデータとスパイスやハーブの食習慣との関連を調べる=愛媛県松野町、三宅さん提供

 総合大学では、病気の治療に直…

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