遮断機のない、危ない踏切に...JR西が新ゲート開発

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鈴木智之、高橋豪
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 JR西日本は18日、遮断機も警報機もない「第4種踏切」の安全性向上のため、手で開けることのできるゲートを開発したと発表した。山口県内の踏切で試験を重ね、早ければ2021年度から実用化する。

 ゲートは、歩行者らに一時停止や左右の確認を促す目的がある。同県長門市の山陰線で17日に公開されたのはオレンジ色。発泡ウレタン製で高齢者でも押し開くことができる。バネが仕込まれていて、通りやすいように約10秒間は開きっぱなしになる。現地を自転車で通った男性(65)は「列車が少ないと注意が散漫になる。これで安全意識も高まると思う」と話した。

 踏切は、遮断機と警報機の両方がある「第1種」と警報機だけの「第3種」、ともに備えのない「第4種」に分けられる。国土交通省によると第4種踏切は年々減少しているものの、19年度末時点でも全国に2603カ所あり、同年度中に29件の事故があったという。設置数では全体の8%にすぎないが、事故件数は14%を占めるため対策が課題となっている。

 JR西管内には425カ所あ…

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