銚子電鉄犬吠駅でたい焼き店が再開 鉄道ファンら行列

高木潔
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 千葉県銚子市銚子電鉄犬吠駅で、休業していたたい焼き店が再開した。障害者事業所の協力を得ての再開で、将来は障害者がたい焼き作りから販売まで携わることを目指す。

 菓子販売で慢性赤字の鉄道事業を補う同社にとって、たい焼き売りは「副業第1号」。大ヒット曲「およげ!たいやきくん」にあやかり、1976年に観音駅で開業した。その後犬吠駅に移ったが、焼き手不在で昨年から休業していた。

 今回は障害者の就労支援事業などを手掛ける銚子市の「ここ」が業務を受託。スタッフが店頭に立ち、障害者が包装紙や箱作りで協力する。山久保直紀社長は「将来は障害者自身が店を切り盛りできるようにしたい」と意気込む。

 再開初日の11日は、鉄道ファンらが列を作った。先頭にいた印西市の小学2年生田村侍朗(じろう)君(8)には、竹本勝紀・銚電社長が、焼いた本物のキンメダイを出すいたずらをして和ませた。

 たい焼きはあんとクリームの2種で、1個120円。当面は木~土曜の午後1~3時に営業する。(高木潔)