「チラシで名誉毀損された」 つくば市長が市民を提訴

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 茨城県つくば市の五十嵐立青市長が、チラシで名誉を毀損(きそん)されたとして、市内に住む亀山大二郎さん(79)に110万円の損害賠償と謝罪などを求める訴訟を土浦簡易裁判所に起こしたことが18日、分かった。

 提訴は昨年11月30日。訴訟対象は昨年6~8月、亀山さんが「つくば市民の声新聞」として、新聞折り込みで配ったチラシ。訴状によると、2016年の市長選時の総合運動公園用地についての五十嵐氏の公約を「(市側に用地を売却した)都市再生機構への返還」とした記述を問題視。公約は「返還ではなく返還交渉だった」と指摘。当選後の現在も土地が機構に返還されていないため「公約を守らなかったと誤解させる」などと主張。市政運営でも「事実と異なる」部分を複数指摘した。

 五十嵐氏は17日、フェイスブックに「市民に正しい情報を伝える機会であるべき(昨年の)選挙において重大な影響を与えた」と投稿。亀山さんは「(五十嵐氏のビラには)公約が返還という印象を与える記述もある。これでは有権者が市長を批判できなくなる」と話している。