消費者物価、1月も下落 GoTo停止で下げ幅は縮小

[PR]

 総務省が19日公表した1月の消費者物価指数(2015年=100)は、生鮮食品を除く指数が前年同月より0・6%低い101・4だった。前年割れは6カ月連続。下げ幅は前月(同1・0%減)より縮んだものの、新型コロナ禍での原油安に伴うエネルギー料金の値下がりが、物価を押し下げる構図が続いている。

 電気代は8・2%、都市ガス代は10・7%、灯油代は14・4%、ガソリンは9・5%、それぞれ前年同月よりも安かった。前月までは下げ幅が3割を超えていた宿泊料は、2・1%減。観光支援策「Go To トラベル」の停止で料金割引がなくなったためで、これだけで指数全体の下げ幅が0・38ポイント縮んだという。

 調査対象の523品目のうち、値上がりは255、値下がりは208、横ばいは60だった。1月に再び出た緊急事態宣言で消費は落ち込んでいるが、物価に及ぼす影響は「見通しにくい」(総務省)としている。