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 日本取引所グループ(JPX)は、最高執行責任者(COO)で大阪取引所の社長を兼務する山道(やまじ)裕己氏(65)を4月1日付で東京証券取引所の社長に起用する方向で最終調整に入った。22日のJPXの取締役会で正式決定する。

 東証は昨年10月、システム障害を起こし、1999年に取引をシステム化して以来、初めての終日売買停止に陥った。金融庁から業務改善命令を受け、昨年11月末に当時の宮原幸一郎社長が引責辞任。それ以降は、JPXの清田瞭最高経営責任者(CEO)が社長を兼務していた。

 山道氏は、野村証券(現野村ホールディングス)出身で、13年6月にJPX取締役と大阪証券取引所(現大阪取引所)社長に就任している。(吉田拓史)