ミャンマーの抗議デモで初の死者 女性の頭部に銃撃か

バンコク=福山亜希
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 クーデターで権力を握った国軍への抗議デモが続くミャンマーで、デモ参加中に銃撃された女性(20)が死亡したと19日、ロイター通信などが報じた。治安当局の発砲による犠牲者とみられている。一連のデモの参加者が死亡したのは初めてで、国軍への反発が強まり、デモがさらに拡大する可能性がある。

 女性は9日に首都ネピドーであったデモに参加していた。ロイター通信は、X線検査の結果から、女性が実弾で頭部を撃たれた可能性を指摘する医師の証言を報道。SNSには発砲音と同時に倒れる女性の姿が映った映像が拡散していた。19日、治療を受けていた病院で亡くなったという。

 1日のクーデターを受けて、ミャンマーでは6日から各地で大規模なデモが続いており、拘束されたアウンサンスーチー氏の解放や国軍の独裁への反対を訴えている。これに対し治安部隊は、放水や銃による強制排除などで対応を強めている。(バンコク=福山亜希)