こんなに愛されているんだ #コロナを生きる言葉集

新型コロナウイルス

佐藤孝則
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#コロナを生きる言葉集

 こんなに愛されているんだと改めて感じた(山形県鶴岡市立加茂水族館長の奥泉和也さん)

 「クラゲの水族館」として知られる山形県鶴岡市立加茂水族館が、クラゲのえさ代をインターネットのクラウドファンディング(CF)で募ったところ、目標額に設定した500万円がわずか2週間余りで集まった。コロナ禍で来館者が落ち込む中、広がった支援の輪に、館長の奥泉和也さん(56)は「こんなに愛されているんだと改めて感じた。期待や責任の中で、もっといい展示に向けて努力したい」と感謝している。

 60種類以上のクラゲを展示する同館は、直径5メートルの大型水槽で1万匹のミズクラゲが漂う「クラゲドリームシアター」などが人気で、年間50万人前後が来館する。だが、昨春以降はコロナ禍で一変し、今年度は半数以下の約21万人(今年1月末時点)に落ち込んでいるという。

 収入が減る一方、クラゲのえさ代は年間400万円以上かかる。同館は、クラゲのえさになるベトナム産の動物プランクトンの購入費に充てようと、1月21日からCFで支援を募った。その結果、1カ月間で911人から目標を大きく上回る956万円余りが寄せられた。

 奥泉さんは「さらに安定的な(えさの)確保につなげて、来館者を楽しませたい。クラゲたちに十分に食べてもらい、数を増やしたり、大きく成長させたりできるかどうかトライしてみたい」。目標を上回った額もクラゲのえさ代に回すという。(佐藤孝則)

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 誰もが経験したことのない日々が続いています。様々な立場、場面の言葉を集めます。明日に向かうための「#コロナを生きる言葉集」。

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